
パソコンは常につけっぱなし(スリープ状態)、毎回シャットダウンして利用しているユーザーに分かれます。実際はどっちの方法が最適なのか知りたい方は多いと思います。
本記事では、パソコンの電源をつけっぱなした場合のメリット・デメリットを紹介します。
自分に適した好みの方法を見つけてもらえたら嬉しく思います。
それでは、みていきましょう。
パソコンの電源をつけっぱなし、シャットダウンした際の違い

パソコンの電源を常につけっぱなしで利用している方は、OSが即時に起動できるメリットが受けられます。スリープ状態からすぐ起動させられるので、待ち時間が短くなります。ただし、24時間電源が入っている状態なので、CPUファンやマザーボードへの負担が大きいです。ハードウェア全体への寿命に影響するので、故障のリスクが上がり突然動かなくなる可能性が高くなります。時々、電源をオフ(シャットダウン)して熱を冷ましてあげることは、長く使う秘訣かもしれませんね。
パソコンをつけっぱなした際の電気消費量(kWh)は?
以下、電気消費量をまとめました。
消費電力の目安(W) | 平均値(W) | スリープ時(W) | |
デスクトップPC | 50~150 | 100 | 5 |
ノートPC | 20~40 | 30 | 5 |
1時間あたりの電気代を算出した結果です。※1kWh=31円(税込)と定めて計算。
目安料金(円) | 平均値(円) | 最小時(円) | |
デスクトップPC | 1.55~4.65 | 3.1 | 0.155 |
ノートPC | 0.62~1.24 | 0.93 | 0.155 |
常に電源をつけっぱなし(24時間スリープ)にした場合は3.72円/日の電気代になります。連続30日になると111.6円分の電気が発生する計算です。
結局、パソコンの電源はつけっぱなし?それともシャットダウン?

どっちでもいいって人は、つけっぱなしを維持するよりも常に電源を切った方がお得です。
電気料金のコスト削減やパソコン本体の耐久性を優先できますから。仕事で瞬時にeメールを開きたいなどの理由がある場合は、電源はつけっぱなしでも全く問題ないです。
どうしても迷うときは、OS起動時間の手間、使用環境や用途、電気代など何を優先するか判断してみては。
さいごに
パソコンの電源をつけっぱなしする場合は、OSの再起動が必須です。
システムを安定化せるためです。パソコンの調子がおかしい時は実行して欲しい作業になります。
参考までに「【知って損なし】パソコンの再起動から得られる恩恵は?メリットの紹介」をどうぞ。
ぜひ快適性を優先したパソコンライフを。
以上でおわり。