
HDD搭載のノートPCに2.5インチSSDを換装する手順の紹介になります。
このような方にオススメです。
- ノートPCの電源を入れてからの起動速度が遅いと感じている方。
- スペック不足のため、ノートPCを買い替えようか悩んでいる方。
- 体感できるくらいまでにパフォーマンス向上を望んでいる方。
本記事では、Windows10がインストールされているDELLのノートPC(Inspiron5565)を使って換装していきます。
※基本的な換装の手順は、どのノートPCでも同じになります。
換装に必要なアイテムは以下の3つになります。
- 換装用のSSD(2.5インチ):換装するストレージ
- USB接続ケーブル:OSのデータを移行するため
- 精密ドライバー:本体カバーなどのネジを外すため
それでは、みていきましょう。
ノートPCをSSDに換装(交換)する手順

ノートPCでストレージの換装するため3つのステップに分けて紹介していきます。
- 外付けSSDの認識
- OSのクローンの作成
- HDDからSSDに換装
換装Step①:外付けSSDを認識させる手順
換装用SSDとノートPCに繋ぐためのケーブルが必要になります。
今回は、サンディスクから発売されている500GBを購入しました。評判通りの性能とコスパで満足です。
ノートPCに繋げるためのケーブルは外付けケースを購入しています。換装した後のHDDを再利用できるので、今回はケースを選びました。
クローン作成のみ利用する場合は、こちらがリーズナブルになっています。
セッティング済みの外付けケースをノートPCに接続します。「マイコンピュータ(PC)」でSSDを認識していない場合は、以下に紹介している手順を行ってWindows10に認識させます。

タスクバーの左端にある「スタート」ボタンを右クリック→「ディスクの管理」をクリックします。

該当するSSDの赤枠内を右クリックします。

ショートカットメニューが開いたら、「新しいシンプルボリューム」を選びます。

設定画面を進めると次のようになるので、好みのドライブ文字に割り当てます。

「NTFS」でフォーマットを実行します。

ドライブがフォーマットされてたら手順は完了ですが、認識されいるか確認します。

換装Step②:OSのクローンを作成する方法
換装用SSDにOSのクローンを作成します。専用ソフトが必要になるのですが、ここでは「EaseUS Todo Backup」を用いてWindows10のクローンを作りました。
「EaseUS Todo Backup」のソフトを起動したら、画面左側の「クローン」を選択します。Windows10のクローン作成が実行できます。

換装Step③:ノートPC(Inspiron5565)でSSDに換装する手順
ノートPC本体のネジを外すために、精密ドライバーが必要になります。
ノートPCを裏返して、すべてのネジを外します。

すべてのネジが外れたら、内蔵DVDドライブが取り出せるようになります。

3本のネジでカバーが固定されているので、こちらも取り外します。

ノートPCのカバーが外せたら、ショート防止のためバッテリーを最初に取り外します。

次に、ノートPC本体からHDDの接続ケーブルを取り外します。

取り出したHDDは、トレーの側面にある4つのネジを外してSSDに換装できるようになります。

「SSD」→「バッテリー」の順番でノートPCの本体に装着して、裏面にカバーを付けて換装手順は完了になります。

取り出したHDDはケースに入れたら外付けHDDとして使えます。

データの持ち運びやバックアップに便利です。

以上で、換装手順は終わりです。
ノートPCにSSD換装の費用について紹介

ノートPCにSSDを換装するために必要なアイテムを含めた料金を紹介します。参考までにどうぞ。
使用したアイテム | 料金 |
精密ドライバー | 450円~ |
外付けケース | 900円~ |
2.5インチSSD(500GB) | 6000円~ |
さいごに:新しいノートPC購入前に換装を検討する価値あり

ここでは、ノートPC(Inspiron5565)のHDDをSSDに換装する手順を紹介しました。
換装前の読み書きスピード(HDD搭載時)

換装後の読み書きスピード

換装後の読み書きスピードは、3~4倍以上の性能を引き出ていることが分かります。ハッキリと違いが体感できるので満足できることは間違いなしだと思います。
リーズナブルな価格でノートPCを復活させられたり、外付けHDDが手に入ったりと魅力的な特典が付いてきます。新しいノートPCの購入と迷っている方にはかなりおススメになっています。
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