
Windows11/10の定期的な初期化(再インストール)はパソコンを快適に使用できるためのひとつの手段になります。
そこで今回は、なぜOSの初期化・リセットがお勧めなのか理由と操作手順について紹介します。
本記事は、このような方におすすめです。
- パソコンの調子が悪い。
- OSの起動時間が遅い。
- ウイルスに感染した可能性がある。
- パフォーマンスを最適にしたい。
それでは、ご覧ください。
Windowsの初期化とは?メリット・デメリットについて
初期化をオススメしている理由など紹介しています。
OSを初期化した状態について

OSの初期化とは、システムファイルと標準ソフトウェアのみがインストールされた状態のこと。言い換えると、最低限のデータファイルだけがHDDに書き込まれていて、不要なファイルがないことです。
必要なデータを最短で読み込めるため、パソコンの起動が短かったり、クリックの反応が早かったり、さまざまなメリットがあります。もし、システムの不調を感じた際は、検討してみてもいいと思います。
尚、フリーソフトで不要ファイルは削除できます。個人的におすすめのソフトを紹介してますので、下記記事を参考までにどうぞ。
≫ 「Wise Care 365 Free」の無料ダウンロードと初心者向けの簡単な使い方
初期化のメリットとデメリット

初期化によるメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
- パソコンの不調を完全に改善できる。
- 感染したウイルスを削除できる。
- 不要ファイルの完全消去に役に立つ。
- 導入しているすべてのアプリが消える。
- 設定がデフォルトになる。
Windows11を初期化(再インストール)する手順
※パソコンの初期化を実行したら、すべてのデータが消えます。外付けHDDなどに必ずバックアップしてから実行してください。
デスクトップ画面の「スタート」ボタンから、「設定」をクリックします。

「Windows Update」 → 「詳細オプション」の順番にクリックします。

「回復」を選択します。

「PCをリセットする」を押します。

オプションの選択画面です。状況に応じて使い分けます。※どちらを選んでも初期化は可能。

次に、OSのファイルをダウンロード、デバイスからインストールのどちらかを選びます。

このような画面では、「設定の変更」をクリックします。

ここでも、「データの完全消去」「Windowsのダウンロード」の変更が可能です。

「次へ」のボタンを押します。

処理の最終確認をします。「リセット」をクリックしたら初期化が始まります。

以上で、Windows11を初期化するための手順は終わりです。
さいごに

パソコンの初期化は非常に手間がかかる作業になります。リセットしたOSの設定を復元するために、保存しているデータファイルなどを別のストレージに移動させる必要があるからです。
万が一に備えて、定期的にバックアップすることがお勧めしています。すべてのデータをまとめてバックアップしたら、長い時間を費やすことになるので大変です。
スケジュール設定して自動的にバックアップしたい方は、「Windows10 外付けHDDに自動でバックアップする方法」を参考までにご覧ください。