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こんにちは、ひろっきーです。
今回は、Windows11アップグレードの非推奨パソコンを使用している方に向けた参考記事です。
タイトルにある通り、Core 2 Duo(2コア CPU)を搭載した古いパソコンにWindows11を導入(アップグレード)してみました。ドライバーの不具合や操作した使用感など、実際に使えるレベルとして評価できるのか詳しく紹介していきます。
使用したパソコンはDELLのInspiron 1545(2010年発売)というノートPCです。
CPU(プロセッサー) | Intel Core Duo T6400 |
実装RAM(PCメモリ) | 4GB |
ストレージ | 2.5インチSDD(124GB) ← HDDからアップグレード |
10年以上前の古いCPUで、最新OSのWindows11はどの程度まで使えるのか検証していきます。非推奨パソコンを対象としたWindows11のアップグレード方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。
それでは、どうぞ。
【結論】Windows11はCPUの性能に関係なくアップグレードしても良い
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Windows11にアップグレードしても、古いCPUは問題なく使えます。
ネットサーフィンや動画再生は、動きが遅い(重たい)といった感じは特にありませんでした。セキュリティソフトをインストールして負荷を掛けてみても、Windows10同等のパフォーマンスが出ているように感じます。
アイドリング時のCPU使用率は5%くらいで、常に排気ファンが回り続けているようなことはありません。画面のチラつきやカクツキなどの現象は無く、大きな負荷が掛かっている様子はないです。ネットサーフィンくらいなら、Core Duo T6400(2コア CPU)でも対応できる性能だと思います。
古いCPUでアップグレードしたWindows11を使用した感想・レビュー
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10年以上前のCPUにOSをアップグレードしても、トラブルは全くありませんでした。
画面の解像度は最大値まで選べて、サウンドもしっかり聞こえてきます。マウスパッドやUSBポートなどの違和感もなく、すべてが正常でした。一番心配していたドライバーは問題なかったので、アップグレードした状態のままパソコンを使い続けられます。
現時点では、Windows Updateも行えていてセキュリティー上の問題もなくて安心できます。Core Duo T6400(2コア CPU)で最新OSが正常に動いているのですからコスパ抜群です。普段パソコンを使わない人におすすめできます。
古いCPUでWindows11にアップグレードする手順
次の手順になります。
Windows11のisoファイルを入手する
マイクロソフトの公式サイトからisoファイルをダウンロードします。
≫ Windows11(isoファイル)のダウンロードはこちらです
Webサイトが開いたら下記の画面までスクロールして、「ダウンロード」をクリックします。(※言語の選択をします。)
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2023/02/old-cpu-windows11-upgrade-01-min-1024x420.png)
以上で、isoファイルのダウンロードができました。
アップグレードの手順
デスクトップ画面の何もないところで、右クリックして、「新規作成」 → 「フォルダー」を選びます。(※ここでは、フォルダーに「Windows11 インストール」と名前を付けています。)
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2023/02/old-cpu-windows11-upgrade-06-min.png)
ダウンロードしたWindows11のisoファイルを右クリックして、「マウント」を選びます。ファイルの中身が表示されます。
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2023/02/old-cpu-windows11-upgrade-07-min.png)
すべてのデータを「Windows11 インストール」フォルダーにコピーします。
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2023/02/old-cpu-windows11-upgrade-02-min-1024x549.png)
コピーしたフォルダーから「source」 → 「appraiserres.dll」を右クリック。メモ帳からデータを開けます。
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2023/02/old-cpu-windows11-upgrade-03-min.png)
すべてのデータを消去して、上書き保存します。
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2023/02/old-cpu-windows11-upgrade-04-min.png)
「Windows11 インストール」フォルダー内にある「setup.exe」から、アップグレードのセットアップが始まります。
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2023/02/old-cpu-windows11-upgrade-05-min.png)
さいごに
![](https://hirockyengineering.com/wp-content/uploads/2022/10/computer-416569_1920-min-1024x597.jpg)
アップグレードしたWindows11は、古いCPUを搭載しているパソコンで使えるのか紹介してきました。
古いCPUにアップグレードした際のまとめは以下の通りです。
- ドライバーの問題はなく、すぐに使用可能の状態になった。
- 思ってた程、CPUに掛かる負荷は大きくないように感じる。
- Windows Updateから更新ファイルが適用されている。
- ネットサーフィンくらいなら、古いCPUでも使用できる。
古いCPU搭載のパソコンでも最新OSのWindows11が使えることは理解できたと思います。ですが、サブ機として利用することをおすすめします。大型アップデートの更新プログラムが適用されるかは未確認のため、実用的なのか不明なので。
因みに、アップグレード対応のCPUにWindows11を導入したい手順は「DELLをWindows11に無償アップグレードしたので詳細をまとめました」にて紹介していますので、よかったらご覧ください。