
Windows11対応の無料デフラグツールを探している方向けの記事。
HDD搭載のパソコンは、デフラグ(デフラグメンテーション)を時々実行してあげる必要があります。
普段はOS標準のデフラグツールを使っているけど、期待以上の効果が実感できなかったり、使い勝手が悪かったり、時間の無駄だと思っています。そのような方にデフラグツールを紹介します。
本記事では、Windows11で使えるおすすめの無料デフラグツールを紹介します。
それでは、みていきましょう。
デフラグツールのおすすめ【4選】
次の4個になります。
①WinContig

フォルダーやファイル単位でのデフラグが可能です。
基本的にインストール不要のアプリになっていますが、WinContigのシェル拡張機能が欲しい場合のみ別途インストールが必要です。インターフェースは直感的に理解しやすくなっていて、誰でも使いやすい特徴になっています。
はじめてデフラグツールを使ってみたい方に「WinContig」はオススメです。
②Auslogics Disk Defrag

「Auslogics Disk Defrag」は、使いやすさ抜群のHDD専用のデフラグツールです。
オフライン最適化の機能はシステムの高速化に役に立ちます。パソコン全体のパフォーマンスを向上してくれる優れた機能になります。
シンプルな画面構成と操作性になっているため、初心者の方でも馴染みやすいアプリだと思います。
③Smart Defrag Free

「Smart Defrag Free」は、セクタの状況が分かる図付きのデフラグツール。
ブートタイムのデフラグにも対応していて、システムの安定化と高速化を目的として設計されています。非常に使いやすくなっているので、慣れたら重宝するのではないでしょうか。
尚、画面上のポップアップに表示される「無料でダウンロード」からファイルが入手できます。ただし、他のフリーソフトも同時にインストールされますので、パソコン初心者の方には使いにくいと思います。
④すっきり!! デフラグ

「すっきり!! デフラグ」は、日本人が開発したデフラグツール。
現在更新が止まっているため、最新バージョンはv4.79.06になります。使いやすさを追求されたアプリですが、Windows11に搭載されている標準のデフラグ機能は、それらの不満をほぼ解消されています。わざわざ導入する必要がなくなってきていますが、細かい設定ができて使いやすさは抜群です。
デフラグの効果を最大限発揮するためには?
デフラグを実行する前に、不要ファイルのクリーニングを必ず行います。
必要のないデータファイルまで整理する理由がないからです。そのためHDD内のアクセス速度が向上できたり、デフラグ時間が短縮できたり、いろいろな恩恵を得ることが可能になります。
ゴミ箱の中身や一時ファイルの削除など必要ないデータは事前に消してから、デフラグ作業を行います。不要ファイルの削除とセットで行うことが大切です。
尚、不要ファイルのクリーニング手順は「ディスクのクリーンアップとは?効果や実行する手順を紹介【Windows10】」にて説明していますので、よかったらご覧ください。
さいごに

HDD搭載のパソコンは、高速化のためにデフラグ機能は欠かせません。
不要ファイルを蓄積させないことも重要ですが、データ整理はスピーディーなアクセスが可能になります。それでも、体感スピードが変わらない方にはSSDの換装が有効的です。HDDの4倍以上の性能を持つSSDは、高速スピードが確実に体感できます。
満足感も保証しますのでSSDに興味のある方は、「DELLの古いノートパソコンを2.5インチSSDに換装!交換の手順とアイテムを紹介」にて換装手順を説明していますので、参考までにご覧ください。
SSDを搭載したパソコンにはデフラグは不要になります。搭載の際は、「SSDのデフラグ自動機能を無効にする方法【Windows10】」から無効に設定してください。
以上でおわり。