
FAT32形式にフォーマットを実行したい方に向けた記事です。
Windows11やmacOSなど幅広いOSと互換性があり、人気のあるフォーマットシステムになります。Windows95やWindows98などの古いOSに対応している特徴も魅力的です。
本記事では、USBメモリやSDカードをFAT32形式に通常フォーマットする方法を紹介します。幅広く利用できるフォーマット形式になりますので、ぜひ覚えておきましょう。
それでは、ご覧ください。
USBメモリやSDカードをFAT32形式に通常フォーマットする方法
Windows11の機能より実行できますが、容量32GBまでの制限があります。保存データがすべて削除されるので、データのバックアップを推奨します。
①ディスクの管理
Windows11のタスクバーにある「スタート」ボタンを右クリックして、スタートメニューを開けます。

スタートメニューが開いたら「ディスクの管理」をクリックします。

このような画面が開いたら、該当するボリュームを右クリックして、「フォーマット」を選択します。

このような画面が出てくるので、「はい」を選びます。

ここでは、ファイルシステムから「FAT32」を選んで、「OK」ボタンを押します。

すべてのデータが削除されます。本当によかったら「OK」をクリックして、通常フォーマットを実行します。

以上で、ディスクの管理からの手順はおわりです。
➁エクスプローラー
タスクバー上にある「フォルダー」アイコンを右クリックして、「エクスプローラー」を選びます。その次に、画面左端にある「PC」をクリック。
次に、該当するボリューム上を右クリックして、「フォーマット」を選択します。

ファイルシステムから「FAT32」を選んでから、「開始」をクリックします。

以上で、エクスプローラーからの手順はおわりです。
32GB以上のUSBメモリやSDカードをFAT32にフォーマット手順

フリーソフト「EaseUS Partition Master Free」を使うことで解決できます。
ソフトのダウンロードは「EaseUSの公式サイト」からどうぞ。
ソフトウェアを立ち上げます。
該当するディスクを選択して、「フォーマット」をクリックします。

ファイルシステムを「FAT32」に変更して、「OK」ボタンをクリック。

「タスクを実行」のボタンをクリックしたらフォーマットが始まります。

以下の画面になれば、フォーマットは正常に完了です。

以上で、操作は終了です。
さいごに

冒頭にも載せていますが、FAT32のフォーマットには幅広いOSと互換性があります。
ドライブをひとつ作るだけでも活用できておすすめです。スマートフォンからWindows11に写真データを移す際には非常に便利だったりするので。
尚、異なるファイルシステムになりますが、「exFAT32」も同じように幅広いOSの互換性を持ったフォーマット形式です。変換の手順は「【万能USBメモリの作成】WindowsとMacとAndroid間でデータ共有してみよう」にて解説していますので、よかったらどうぞ。
新しいUSBメモリを購入したい方は「【高速】読み込み速度100MB/s以上!USBメモリの人気おすすめ6選」から検討してみてください。
以上でおわり。
 
  
  
  
  
