ACアダプターが無いところでノートPCを使う場合は、バッテリー残量が気になってしまいます。
「Windows10から簡単に設定して少しでも長もちさせる方法が知りたい」「ハードウェアなどからバッテリー消費を減らす方法があったら教えて欲しい」こういった質問に答えていきます。
このような方におすすめです。
- バッテリー駆動の状態でノートPCを使う方。
- 充電忘れで、もともとバッテリー残量が少なかった。
- ノートPCのバッテリー容量が小さい場合。
本記事では、ノートPCのバッテリーを長持ちする(寿命を延ばす)ための設定や裏技を紹介します。Windows10では簡単に設定できるので、誰でもお手軽に変更できます。
それでは、みていきましょう。
ノートPCのバッテリーを長持ちするための設定や裏技
ノートPCのバッテリーを長持ちさせる設定は6つありますので、それぞれ紹介します。
- アニメーションエフェクトの無効
- モニターの明るさ(輝度)を下げる
- PCの音量(ボリューム)を低く設定
- 高速スタートアップをオフに変更
- バッテリー節約機能をオンに変更
- 消費電力の低いSSDに換装(交換)
①アニメーションエフェクトの無効
Windows10タスクバー上の「スタート」ボタン → 「設定」をクリックします。
「簡単操作」を選択します。
画面左側から「ディスプレイ」を選択して、画面右側にある「Windowsにアニメーションを表示する」をオンに変更します。
以上で、アニメーションエフェクトの無効化は完了です。
②モニターの明るさ(輝度)を下げる
モニター画面の明るさを下げて、消費電力を抑えます。明るさの調整方法は、「パソコン画面の明るさを調整する方法【Windows10】」で詳しく紹介しています。
③PCの音量(ボリューム)を低く設定
Windows10タスクバー右側にある「サウンド」アイコンをクリック→音量(ボリューム)を調整ができます。
④高速スタートアップをオフに変更
ノートPCのシャットダウン時、完全に電源を流さない状態に設定できます。
Windows10「スタート」ボタン → 「Windows システムツール」 → 「コントロールパネル」の順番でクリックします。
「システとセキュリティ」を選択してから「電源オプション」をクリックします。
このような画面になったら、「電源ボタンの動作を選択する」を選びます。
ここでは、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
「高速スタートアップを有効にする(推奨)」の✓マークを外して、「変更の保存」をクリックします。
以上で、高速スタートアップを無効にできました。
➄バッテリー節約機能をオンに変更
Windows10タスクバー上の「スタート」ボタン → 「設定」の順番にクリックします。
「システム」を選択します。
画面左側から「バッテリー」を選択して、画面右側にある「バッテリー節約機能」をオンに切り変えます。
以上で、バッテリー節約機能を有効にできました。
⑥消費電力の低いSSDに換装(交換)
HDDよりもSSDの方が消費電力が低いので、バッテリーへの負担は軽減されます。発熱量も低いので、ファンの回転数を制御できるメリットもあり。
ノートPCのHDDをSSDに換装(交換)してみたい方は、「ノートPCのHDDをSSDに換装(交換)する手順と費用の紹介」を参考にどうぞ。
さいごに:使わないプログラムは実行しない
ここでは外出先でノートPCを使用する際に、バッテリーを長持ちさせる設定方法とカスタムパーツを紹介してきました。
すべての設定を行ったうえで、さらにバッテリーの寿命を伸ばすコツを伝えます。
パソコンは高負荷をかけることで消費電力は大きくなりますので、バッテリー駆動時は無駄なアプリを実行しないことです。
最低限の消費電力にして、少しでもバッテリーが長持ちできるように心がけてみましょう。
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