
Windows10に標準搭載されているテキストエディターは「メモ帳」と「ワードパッド」の2種類あります。なぜ、2種類のテキストエディターが無料で使えるのでしょうか?その違いは何でしょうか?
本記事では、メモ帳とワードパッドの違いや使用目的の違いについて詳しく紹介していきます。
それでは、それぞれの違いを確認してみましょう。
「メモ帳」とは
メモ帳はフォント変更や拡大・縮小などの最小限の機能のみが搭載されたテキストエディターになります。単語や簡単な文章を編集することに向いているアプリ。非力なパソコンでも軽快に動くので、お手軽に利用できる特徴があります。下記記事より全ての機能について紹介していますので、この機会にぜひ使用してみてください。
≫Windows10 「メモ帳」アプリの使い方【全機能を紹介】
「ワードパッド」とは
ワードパッドとは文章作成する以外に、写真や図形などの挿入が可能なテキストエディター。文字のサイズや色の変更も可能になっています。起動方法については下記記事から紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
メモ帳とワードパッドの違いについて

「メモ帳」と「ワードパッド」2種類の文章作成ソフトの違いについて説明していきます。
メモ帳には文字の装飾ができませんが、ワードパッドには文字を装飾することができるうえ、画像や写真を挿入できることが大きな違いになります。
保存形式については、ワードパッドはrtf形式がデフォルトに設定されていて、Mac OSで開けることができない場合があります。その際は、ファイルの保存時に「ファイルの種類」を「テキスト ドキュメント」に変更します。拡張子がtxt形式になるので、Mac OSでも開けることが可能になります。
一方のメモ帳では、txt形式がデフォルトとして設定されるため、そのままの形式でファイルを開けることが可能。
以上、両エディターの違いについては、大きく分けて2つの紹介になります。
メモ帳とワードパッドの使用目的の違い【使い分けについて】

簡易文章の作成には「メモ帳」アプリが使いやすいですが、ちょっとした報告書やチラシ(広告)の作成時にはワードパッドを用います。
本格的な報告書やチラシを作る場合は、マイクロソフトから有料提供されているワードソフトがおすすめです。廉価版になるワードパッドは、利用範囲に制限が付いてるためワードソフトと比べて性能に違いが生じます。
簡単に使用目的の違いについて紹介しましたが、これで終わりになります。