

今、使っているノートPCを知人に譲ろうと思っているので、OSのリカバリを検討しています。でも、光学ドライブが搭載されてないため、DVDのインストールメディアは使用できません。何かいい方法はありますか?
このような悩みを解決します。
最近では、光学ドライブのないノートPCが増えています。そこで、「Rufus」というフリーソフトを使ってインストールメディアを作成します。
この記事では、以下のような内容で解決策を紹介します。
- Rufusでインストールメディアを作る方法
- Rufusでインストールメディアを作ること以外の使い方
Rufusとは、USBドライブや外付けHDDにインストールメディアを作成できるソフトウェア。持ち運びが簡単にできるので、いつでもOSをリカバリできる特徴があります。
それでは、みていきましょう。
Rufusでインストールメディアを作る方法
以下では、公式サイトからRufusファイルの入手と、インストールメディアの作り方を説明します。
Windows、Chrome OS、Linuxなどのインストールメディアを作れるWindows専用のソフトです。別途アプリのインストールは不要で、起動ファイルのクリックのみで使えます。
①Rufusの入手
下記リンクからソフトのダウンロードを行います。
公式のページが開いたらスクロールして、ダウンロード欄にある「最新のアップデート」から「Rufus」をクリックします。

ファイルのダウンロードが完了したら、「ファイルを開く」からソフトを起動させることができます。

以上で、Rufusのダウンロードは終わりです。
②Rufusでインストールメディアを作る手順
ここでは、Windows10のデータをUSBドライブで作成する手順を紹介します。USBメモリの他にも、外付けHDDやSDカードでも作れます。この時点で、USBドライブをPCに接続してメディアの準備をします。
Windows10の「スタート」ボタンを右クリック→「エクスプローラー」→「ダウンロード」フォルダー内に「rufus-〇.〇〇.exe」が保存されています。
右クリックから「管理者として実行」をクリックしてソフトを起動させることができます。
「ユーザーアカウント制御」のメッセージ画面が表示されたら「はい」を選択します。

「Rufus」画面が開いたら「選択」をクリックします。

この画面では入手したisoファイルを選びます。
まだの方は、「Windows10のisoファイルをダウンロードする方法」を参考にして入手してください。

次に「パティション構成」欄から、「MBR」か「GPT」かを選択します。「スタート」ボタンをクリックして次の画面へ。

USBドライブがフォーマットされるため、全てのデータが削除されます。「OK」のクリックでインストールメディアの作成が始まります。

ファイルのコピー中になります(インストールメディアの作成中)。

インストールメディアが作成されました。「閉じる」のクリックからRufusの画面を閉じて終了になります。

「エクスプローラー」画面から「PC」をクリックします。該当のUSBドライブが「ESD-ISO」の名前に変わっていたら成功です。

以上で、インストールメディア作成の手順は終わりです。後は、リカバリが必要なパソコンに作成したUSBドライブを差し込むだけです。
以下、インストールメディアの作成ができるUSBドライブ。
クールなデザインもあります。
マイクロソフト公式サイトからインストールメディアを作ることも可能になっています。Winodws10のインストールUSBを作成する方法で説明していまうので、参考までにどうぞ。
Rufusでインストールメディアを作ること以外の使い方
Rufusはインストールメディアを作ること以外に、Windowsのisoファイルをダウンロードできる機能が付いています。
マイクロソフトの公式サイトからでは、最新バージョンのWindows10しか入手できませんが、Rufusでは全バージョンのダウンロードが可能です。
以前のバージョンが欲しい方は、「Rufus」でWindows10をダウンロードする方法で入手できますので、良かったら試してください。
さいごに
ここでは、「Rufus」を使ってインストールメディアを作る方法を紹介しました。
さいごに、外付けDVDドライブを使用してOSをリカバリすることも可能なので紹介します。USBケーブルで接続するだけで、誰でも簡単にDVDの読み込みができます。失敗することがないため、安全に行いたい方には最適です。
外付けDVDドライブは、【安い】外付けDVDドライブの人気おすすめ8選で紹介していますので、良かったらどうぞ。